237
黄ばんだ便座は、家庭でできる工夫で簡単にきれいになります。それを使って黄ばみを落としてから、便座を再び白く輝かせることができます。
黄ばんだ便座の掃除方法
便座はプラスチック製が多く、毎日の使用ですぐに摩耗が目立ちます。シミや黄ばみには、家庭でできるちょっとした対策があります。
- オーブンスプレー:家にオーブンスプレーがあれば、便座に完全に吹き付けるか、黄ばんだ部分だけに吹き付けてください。そのまま25分ほど放置してください。透明なぬるま湯で拭いてください。スプレーでプラスチックから残留物を吸い出したはずです。
- 酢と重曹:重曹1パック、酢をひと振り、レモン汁を数回振ってペースト状にします。便座に塗布し、こすりつける。その際、手袋を着用するとよいでしょう。3時間後、便座をぬるま湯で拭き取る。これで黄ばみはなくなるはずです
- 食器洗い乾燥機:便座のネジを外し、浴槽の中に入れます。グラスが水で覆われるくらいまで水を流し込む。食器洗い乾燥機のタブを5個水に溶かし、グラスを数時間浸けておく。その後、洗い流して完了です。
- 汚れ落とし:靴のお手入れや壁紙の変色を落とすのに使う方も多いようです。でも、汚れ落としはトイレでも使えるんです。片方の角を軽く湿らせて、黄ばんだ部分にこすりつけます。何度か繰り返すことができます。
- 歯磨き粉:歯磨き粉をコットンにしみこませ、気になる部分にこすりつけます。黄ばみが強い場合は、歯磨き粉を数時間放置しておくと効果的です。その後、湿った布で拭き取るだけでOKです。
- クエン酸:これを布につけて便座をこすってもOKです。クエン酸が家にない場合は、カットしたレモンを使ってシートにこすりつけるという方法もあります。いずれの場合も、湿った布で拭いてください。
だから便座は黄色くなる
だから便座は黄色くなる
どんなに頑張っても、結局は定期的な掃除では足りなくなり、便座がところどころ変色してしまうのです。
- 黄ばみは尿から。しばらくするとメガネにくっつき、プラスチックに食い込んでしまう。通常の洗浄剤ではほとんど落とすことができません。
- トイレの便座は、立ったまま尿を空にする男性が住んでいると、特によく尿の汚れが付着します。その最たるものが、排尿時に便座を折りたたむと、便座の裏側が黄ばむことです
。
- 尿がさらさらと飛び散り、pH値が上昇する。さらに尿に含まれるアンモニアが反応します。その後、便座も紫外線にさらされると、濡れた部分の黄変がさらに早まります。
- 尿の飛沫が乾燥してpH値が上昇します。