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家庭の冷凍庫は、間違いなく電気を大量に消費するものの1つです。でも、ちょっとした工夫で省エネにもなるんです。
冷凍庫の消費電力量:これだけ必要です
ご家庭で昼夜問わず稼働している家電のひとつが冷凍庫です。
- 冷凍庫は常に稼働しているため、ここでエネルギー効率評価の高い家電を購入することは特に価値があります。
- もちろん、冷凍庫の容積も重要な要素です。大容量になればなるほど、消費量も増えます。
- 容量が約100Lから300Lまで異なるため、年間消費電力量は100~300kWhとなります。電力価格が1キロワット時あたり約50セント(2022年9月現在)の場合、年間50~150ユーロのコストとなる。
節約術の可能性。
節電に大きく影響する要因があります。
- 冷凍庫の設置場所は、最も重要な要素のひとつです。これは、たとえば窓から日光が当たると機器の温度が上がり、内部の温度を維持するために必要なエネルギーが増加するためです。
- 必要最低限の温度設定にとどめておく必要があります。2度低くても、電力需要は10%高くなる。これも大きな要因です。
- 定期的に霜取りをすることで、冷凍庫を開けたときに水分を含んだ空気が入り込み、氷が張るのを防ぐことができます。氷には断熱効果があるため、室内が冷えにくくなるのです。そのため、氷はむしろ不利です。
- 冷凍庫の代わりにおすすめなのがチェストフリーザーです。床に収納することで、開けたときに暖かく湿った空気が入りにくくなり、冷たくて乾いた空気が床を循環するため、氷の発生を大幅に抑えることができます。