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PowerPoint 2010 以降のスライドマスターは、多くの時間と労力を節約できます。プレゼンテーションの新しいスライドに自動的に適用される、普遍的な変更を行います。
PowerPoint 2010 以降でのスライドマスターのカスタマイズ方法:以下の手順です。
PowerPointプレゼンテーションでは、構造と構成が重要であるだけでなく、レイアウトも重要な役割を果たします。 カスタマイズにより、プレゼンテーション全体のデザインを統一し、各スライドを個別にフォーマットする必要がなくなるため、時間を節約できます。
- メニューバーの「表示」タブを選択し、「マスタービュー」グループの「スライドマスター」に進みます(図を参照)。
- サムネイルビューでスライドマスターは、最も大きなスライドとして表示されていることで識別できます。
- サムネイルビューで、左側のスライドマスターをクリックすると、割り当てられた標準レイアウトを使用したスライドのプレビューが表示されます。
- 必要に応じてスライドマスターを変更します。「プレースホルダーの挿入」をクリックし、必要なプレースホルダーの種類を選択してプレースホルダーを追加します。背景、フォント、色、その他のデザイン要素をカスタマイズします。ロゴや背景画像などの固定要素は、スライドマスター上で直接編集します。
- 変更は、対応するレイアウトを使用するすべてのスライドに自動的に適用されます。
- ヒント: プレゼンテーションで複数のスライドマスタを使用することができます。 これを行うには、最初のスライドマスタを右クリックし、コンテキストメニューから「スライドマスタの挿入」を選択します。 新しいマスタがサムネイルの最後に追加されます。
PowerPointのスライドマスター:機能の概要
スライドマスターを使用すると、PowerPointプレゼンテーションを簡単に作成できます。
- スライドのレイアウトとデザインに関する情報を保存します。背景、フォントの色、効果などです。
- すべてのスライドに影響する変更を加えるには、スライドマスタを使用します。
- 画面の左側にあるサムネイルでは、スライドマスターが最も大きく、一番上のスライドです。その下に、カスタマイズ可能なさまざまなレイアウトが表示されます。
- 「スライドマスター」メニューには、スライドマスターツールでさらにカスタマイズできる、出発点として使用できる既定のデザインが用意されています。
- SmartArtグラフィックや動画など、特定のメディアタイプのプレースホルダを挿入することができます。また、プレゼンテーションの異なるセクションを識別するために、異なるスライドマスター用のカラースキームを作成することもできます。
- さらに、スライドマスターに固定要素として透かしや著作権表示を配置することもできます。