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Excelでワークブックを保存していなかった場合でも、通常は復元が可能です。ただし、素早く行動し、いくつかの点に注意する必要があります。
Excelが保存されていない:データの復元方法
保存されていないExcelドキュメントは、すぐにパニックを引き起こす可能性があります。しかし、作業を元に戻す方法があります。この記事では、Excelで失われたデータを回復する方法をステップバイステップでご紹介します。これにより、貴重な時間と労力を節約できます。
- 他のファイルやプログラムにはアクセスせず、またいかなる状況でもコンピュータをシャットダウンしないでください。そうしないと、データが完全に失われる可能性があります。
- Excel を起動し、「ファイル」をクリックするか、左上にある Office アイコンをクリックして、「最近使用したドキュメントを開く」を選択します。 Excel のバージョンによっては、この手順が若干異なる場合があります。 例えば、Office 2013 では、「開く」の下にオプションがあります。
- 次に、「保存されていないワークブックを回復」をクリックします。ファイルを選択し、「開く」をクリックします。データがまだ利用可能な場合は、ここに表示されます。
Excelデータの回復:必要な条件
Excelで保存されていないスプレッドシートを復元できるようにするには、事前にPC上で適切な設定を行う必要があります。
- 「ファイル」または左上隅のOfficeアイコンをクリックし、「オプション」または「Excelオプション」を選択します。
- 「保存」の下にあるオプション「自動回復情報を保存する」が有効になっている必要があります。
- 「分」のフィールドに、より低い値、例えば5または3を設定します。これにより、変更がより頻繁に自動保存されるようになります。この場合、作業がすべて失われることはないでしょう。
一時フォルダでExcelフォルダを見つける
運が良ければ、ファイルはまだ一時フォルダに残っています。その後、手動でファイルを検索できます。
- WinキーとRキーを同時に押して、[ファイル名を指定して実行] ウィンドウを開きます。次に、%temp%と入力して、Enterキーを押します。これにより、システムのテンポラリフォルダが開きます。
- このフォルダで、.tmpのような拡張子を持つファイル、または~で始まるファイル名を探します。Excelスプレッドシートが隠されている場所がここである可能性があります。
- Excel を使用して、見つかったファイルを開きます。ファイルがすぐに認識されない場合は、拡張子を.xlsx に変更して、再度開いてみてください。その後、作業を保存できます。