765
Apple Payでの利用制限は、詐欺師による不正利用の可能性を防ぐためのものです。暗証番号なしの支払限度額を設定することで、携帯電話を使った泥棒が高額な買い物をすることは不可能になります。Apple Payアプリについて詳しくはこちら
Apple Pay:支払い時の制限について
Apple Payで購入した場合の限度額は、購入した国によって異なります。PIN入力が必要となる購入金額の上限は、各国ごとに設定されています。
- そのため、海外渡航前に暗証番号が必要なタイミングを調べておくとよいでしょう。
- 例えばドイツ、オーストリア、ルクセンブルグ、イタリア、モンテネグロの国々では、ショップでの限度額は25ユーロです。この金額から、PINを入力する必要があります。
- オランダ、リトアニア、キプロス、エストニア、ポルトガル、フィンランド、ラトビア、アイルランド、フランスでは、上限がもっと高くなっています。ここでは、50ユーロからの暗証番号で購入を確認する必要があります。ポーランドでは、購入額が100ユーロと、さらに上限が上がっています。
- ユーロ圏以外の国では、Apple Payアプリの利用にも制限があります。例えば、アメリカでは50米ドル、イギリスでは45英ポンドです。
Apple Pay:これがアプリの本当の安全性だ
Apple Payが安全な決済方法とされているのは、PIN制限のためだけではありません。
- これは、Apple PayがWalletアプリでクレジットカードデータを暗号化するためです。だから、あなたのアカウント情報がアップルやショッピングショップに渡ることはないのです。コード化された「デバイスアカウント番号」が決済の振込みに使用されます。この番号は、ウォレットの外からは特定できないようになっています。
- ただし、残念ながらiCloud経由の同期というデータセキュリティの隙間があります。他のデバイスで入力したデータは、すべてこのクラウドに集まるからです。ハッカーや窃盗犯は、別の端末を経由してApple Payのデータにアクセスすることができます.
- また、使用しているApple Payデバイスにアクセスできなくなった場合は、Apple Payを無効にするだけでも構いません。