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夜間に使わない電化製品のプラグを抜くと、利便性を損なわずに節電できます。スイッチ付きの電源タップなら、いちいちプラグを抜かなくても、ボタンひとつでそれが可能です。これにより、年間を通じて節電が可能となり、コスト削減にもつながります。
夜は家電のコンセントを抜いて節約しよう
夜間に家電のコンセントを抜くと節約になる。多くの家電製品の待機電力は微々たるものですが、1年間では膨大な量になります。3人暮らしの家庭の平均で、待機電力は電気代の約8%を占めています。
- 家電製品が待機状態であることは、通常、スイッチを切っても小さなランプが点灯することで認識できます。これにより、機器を瞬時に再起動させることができますが、その分、不必要に電力を消費してしまいます。プラグを抜くか、スイッチ付きの電源タップを用意すれば、これを回避できます。
- リビングでは、テレビ(有機ELを除く)、ゲーム機、ステレオシステム、受信機、DVDやブルーレイプレーヤーは、使用しないときは簡単にプラグを抜くことができます。電話をかけたり、スマートホームの各種機能を利用する場合など、W-LANルーターを一晩で使う意味がない場合もあります。ただし、それ以外の場合は、夜間にスイッチを切ることも可能です。
- また、一部のW-LANプロバイダーでは、ルーターを主電源から切り離さなくても、少なくともルーターの照明を消すことができるオプションが用意されています。そのためには、プロバイダーのカスタマーエリアにログインし、「設定」でこのオプションが利用可能かどうかを確認してください。緊急時にはこの機能でルーターの故障ランプも点灯します
- キッチンでは、コーヒーメーカー、ケトル、電子レンジ、食器洗い機、オーブンなど、不要な家電やスタンバイ機能のある家電は、電源を切ることができます。また、洗濯機を使用しないときは、コンセントを抜いておくとよいでしょう
- 同様に、充電器も使用しないときは主電源から外しておく必要があります。連邦環境庁によると、例えば、ソケットに不必要に放置された充電器4台は、年間51ユーロのコストがかかるそうです。